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「スーツにリュック」本当にマナー違反?

2018年11月18日

「スーツにリュック」は本当に非常識?

「スーツにリュック」は本当に非常識? プロのマナー講師に聞いてみた
11/17(土) 5:00配信 ITmedia ビジネスオンライン


 「スーツにリュックサックを合わせるのはマナー違反」「周囲に非常識な印象を与える」――。最近、こんな意見が話題になった。

【マナー講師が勧める「センタープレス」が入ったパンツ】

 一部メディアに掲載されたコラムが「スーツにリュックは非常識、合成皮革の靴もダメ」と批判的に取り上げ、Twitterではユーザーからさまざまな意見が相次ぎ、トレンドにも入った。「今どきは問題ない」という声も多かった一方、「スーツにリュックはダサい」「抵抗がある」「普通のかばんの方がいい」といった声もあった。

 ただ、書類やPCなど多くのアイテムを収納できる点や、両手が自由になる点など、リュックには一定のメリットがある点も事実だ。ビジネスシーンに適した、落ち着いたデザインのリュックを展開するメーカーも増えている。

 アリなのか、ナシなのか。NPO法人 日本サービスマナー協会に所属する専任マナー講師で、身だしなみに詳しい上田由佳子さんに、プロの視点からの意見を聞いた。

「スーツにリュック」本当にマナー違反?
――「スーツにリュック」はマナー違反なのでしょうか。

上田さん: スーツにリュックを背負った装いがマナー違反だとは、一概には言い切れません。若い世代で広がっていますし、アパレル関係やIT関係など、比較的寛容で個性を重んじる社風の企業では、不快に思う人は少ないようです。

 一方、高い年齢層の方には、リュックを受け付けない人は多くいます。伝統や格式を重んじる企業にもまだ受け入れられていません。上司や営業先の中には、不快感を示す人がいる可能性があるため注意が必要です。

――なぜ「スーツにリュック」は、上の世代や伝統ある企業から嫌われるのでしょうか。

上田さん: 由来をさかのぼると、リュックは登山用に作られたものであり、2010年前後までは、ビジネス向けのモデルはあまり販売されていませんでした。スマートフォンが普及し、両手がふさがらない点が支持されて一気に広がりました。

 そのため、(スマホが普及する前から仕事を続けてきた)上の世代には、リュックに「登山用」とのカジュアルな印象を持ち続けている人が多く、ビジネスシーンで使っていると「仕事ではなく遊びに行くのか」と不快にさせてしまうようです。

 また、近年はしっかりした素材のビジネスリュックが出てきていますが、かつてはそうではなく、(ミーティングなどで床や椅子に)置いた際に形状が崩れてしまう点も、マナーが悪いとの印象を与える要因になっています。

 私個人としては、リュックを背負うとスーツにしわができてしまう点が、身だしなみ上の課題だと感じています。


ビジネスリュックのベストな使い方は?
――ビジネスシーンでは、リュックはどのように活用するのがベストなのでしょうか。

上田さん: ある程度の信頼関係ができている上司や取引先と接する際は、持ち歩いても問題ないでしょう。ただ、違和感を持つ人もいるため、営業活動での初めてのアポイントメントにリュック姿で行くことは避けた方がよさそうです。相手の価値観を知った上で(手提げかばんと)使い分けるのがいいでしょう。

 また、相手によっては、持っていることがマイナスポイントになりかねないので、転職活動・就職活動の際に、リュック姿で面接に臨むのはやめたほうがいいでしょう。

 ただ、ビジネスリュックの需要はありますし、こうした抵抗感は徐々に薄れていくと思います。

「合皮製の靴」は本当にNG?
――リュックだけでなく、合成皮革製の靴を履くこともビジネスマナー違反だという説を耳にしたことがあります。仕事の際は、やはり本革製の靴が望ましいのでしょうか。

上田さん: いえ、全く問題ないと思います。近年、合成・人工皮革製の靴の品質は上がっており、本革製と見た目がほぼ変わらないものが売られています。

 皮革の価格高騰が続いていますし、(動物保護の観点から)革を扱うことをタブー視する声も出ているため、今後、本革製の靴はますます高価になることが予測されます。そのため、特に金銭的に余裕がない若手社員などは、本革製ではない靴を選ぶのも一つの手です。

 ただ、合成・人工皮革製の靴を選んだ場合も、身だしなみの観点から、劣化してきた場合はきちんと買い替えましょう。

「パンツの折り目」に注意を
――上田さんが個人的に、ビジネスシーンで課題だと感じているマナーはありますか。

上田さん: パンツ(ボトムス)の加工はやや気になります。かつては、スラックスなどの前面中央部には、アイロンで折り目を付ける「センタープレス」を施すのが一般的でした。センタープレスが入ったパンツはフォーマルな印象を与えます。

 ですが、近年はセンタープレスを施さないカジュアルなビジネス向けパンツが登場し、ブランドの高価・安価や、男性もの・女性ものを問わず、多岐にわたるスーツ店で売られています。

 ビジネスリュックと同じく、年配の方の一部には、センタープレスのないパンツを履いた状態で接すると不快に感じる人がいるかもしれません。そのため、パンツのデザインにも気を配った方がよさそうです。





引用元の記事はこちら(https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181117-00000013-zdn_mkt-bus_all)


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