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犬は暑さが苦手

2018年07月22日

犬の熱中症 飼い主すべきこと

暑さに弱い犬、熱中症に注意! 症状が出たら、まず冷やす応急処置を
7/21(土) 14:30配信



犬は暑さが苦手

 犬は暑さや湿度に非常に弱い動物です。人間のように汗をかいて体温調節することができないため、パンティング(開口呼吸)によって体温を下げようとします。しかし、炎天下の直射日光や、風通しが悪く湿度が高い場所では体温は下がりません。犬の熱中症対策について、「はる動物病院」の藤原千春副院長にお話しをうかがいました。

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特に暑さに弱い犬種も
熱中症って、どんな病気?

 炎天下で散歩したり、窓を閉め切った蒸し暑い部屋や車内にいたりすると、犬が熱中症になる危険があります。体温の急激な上昇にともなって脳の温度が上がり、体温調節中枢の機能が低下してしまうのです。その結果、さらに体温が上昇する悪循環が起こってしまいます。

 体温(直腸温)は41~42度まで上がり、舌は鮮紅色~紫色に。さらに進行すると、ショック症状から死にいたる、恐ろしい病気です。

 特に、ボストン・テリア、パグ、ブルドッグ、ペキニーズ、シーズーなどの短頭種や、心臓・腎臓の病気がある犬、太っている犬は、熱中症にかかりやすいので注意が必要です。

 症状が出てから手当を施すまでの早さが重要で、その後の状態が大きく変わります。

 大量のよだれを垂らす、ハアハアと苦しそうに呼吸をしている、ぐったりして動かない、などの症状があれば、熱中症のサインかもしれません。これらの症状が見られたら、すぐに応急処置をして、動物病院に行きましょう。


閉め切った車に置いていくのは厳禁
熱中症の症状が出たら

 熱中症の症状が表れた時の応急処置をお教えします。

 愛犬の具合が悪いと、すぐにでも動物病院に連れて行きたくなります。しかし、動物病院に到着するまでに時間が経過してしまいます。さらなる悪化を防ぐために、まずは応急処置を行い、その後、速やかに動物病院に連れて行ってください。

1.すぐに風通しが良く、涼しい場所に移し、扇風機を当てて十分な換気を行う。
2.水を飲むようであれば飲ませる。
3.口の中のよだれをぬぐう。
4.冷たい水に体全体を浸す。ただし、氷水は急激に冷えるので、使わない。大型犬など浸しにくい時は、体全体に水をかける、冷たい水で濡らしたタオルをかけるなどして、全身を冷やしてください。
5.意識がない場合は、犬の頭を氷で包む。
6.体温が39.5℃以下に下がったら、冷やすのをやめる。


熱中症を予防するには

 熱中症は、飼い主さんが気をつけることで防ぐことができる病気です。以下の点に注意して未然に防ぎましょう。

1 早朝や夜間、涼しい時間帯に散歩させる

 炎天下、アスファルトを手で触ってみると、火傷しそうな熱さになっています。なんと夏場のアスファルトの温度は60℃近くにも達しているのです。海辺の砂浜や河原の石も同じく高温になっています。熱中症だけでなく、足裏の肉球の火傷も心配です。

 地面から発せられる輻射熱によって、路面近くは気温より高温になっています。犬は熱を放つ地面に近いところを歩いているので、人間が感じるよりずっと高温の場所にいます。路面温度が十分下がっている時間帯に散歩させましょう。

2 車内に置いて行かない

 犬と一緒に車でお出かけして、「ちょっと待っていてね」と車内に置いていくのは非常に危険です。たとえそれが「ちょっと」であっても、車内温度は、エアコンを切ってから急上昇します。ドアを閉めてから5分後には10℃も上昇、25℃だった車内温度は38℃近くに、さらに1時間後には50℃以上にもなります。

「窓を開けているから大丈夫」「サンシェードをつけているから大丈夫」と思っても、あなどってはいけません。車内温度はぐんぐん上昇します。絶対に犬を車内に置き去りにしないでください。

3 清潔な水を十分飲めるように常に用意しておく

4 室内は風通しをよく

 室内で留守番させる時は、部屋を閉め切らず、窓を開けて風通しを良くしましょう。屋外飼育の場合は、日陰で風通しの良い場所に小屋を設置します。

 夏になると、炎天下なのに、犬を散歩させている光景を目にします。夕方5時、6時では、まだアスファルトの温度は下がりきっていません。早く散歩を済ませたいと思われるかもしれませんが、人間の生活のサイクルを変えて、犬を熱中症から守りましょう。キャンプや海、川などにお出かけした時も注意が必要です。夏場は、犬を連れて外出をする時は、十分に気を付けましょう。





引用元の記事はこちら(https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180721-00010001-sippo-life&p=1)


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