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ルーペで観察し、写真を撮る。コケ好きが全国に広がっている

2018年01月14日

「感動の世界」コケ人気増殖

ルーペの先に「感動の世界」 コケ人気“増殖”中

 コケの魅力をご存じだろうか。一見地味だが、ルーペでのぞいてみると、繊細で美しい世界が広がっている。10年ほど前から観光資源として注目され始め、静かに人気を集めてきた。各地で観察会が開かれ、企画展の集客力は抜群。「苔(こけ)ガール」をターゲットにした宿泊プランを提供するホテルまで登場している。(土井秀人)

【写真】ルーペで見たムクムクゴケ

 「ルーペをのぞいたとたん、世界ががらっと変わる。新しい世界が開けた感動があった」。昨年12月、京都市の貴船神社近くで開かれた観察会。半年前から参加している兵庫県川西市の花谷ふみさん(69)が興奮気味にその魅力を語った。

 観察会は愛好家らでつくる「岡山コケの会関西支部」(西宮市)が主催。京阪神をフィールドに月1回ほど開き、毎回10~20人ほどが集まる。参加者は小学生から80代までと幅広い。

 この日は16人が参加し、木や岩肌、石垣の上、地面など至る所をルーペで観察。「かわいい」「かっこいい」と歓声を上げ、写真を撮り、メモを取っていた。山道を行きつ戻りつ、100メートル進むのに数十分かかることも。おのおのが自由にコケの世界に浸っていた。

 入門書「コケはともだち」(リトル・モア)の著者、藤井久子さん(39)=神戸市東灘区=によると、約10年前からコケを観光資源と捉える動きが広がり、各地で観察ツアーなどが開かれるようになった。ここ3、4年はメディアで取り上げられることも増えた。

 コケ好きの間で「三大聖地」の一つとされるのが、青森県の奥入瀬(おいらせ)渓流だ。2012年からネーチャーガイドの会社が中心となりコケのアピールを始め、14年には自然観光資源の調査研究や情報発信などを担うNPO法人を設立。川村祐一事務局長(62)は「渓流の景観で知られる昔ながらの観光地だが、コケ好きに広まり、少しずつ変化してきた」と話す。

 地元の奥入瀬渓流ホテルでは13年からコケの世界を満喫できる宿泊プラン「苔ガールステイ」を夏場に提供。観察を楽しむだけでなく、コケを模したベッドカバーやクッションを備えた「苔ルーム」に泊まれ、コケをイメージしたランチプレートやコケアイスもあり、苔ガールの心をがっちりつかむ。担当者は「愛好家だけでなく、宿泊がきっかけでコケの美しさを知る人もいる」。

 コケに関するイベントも増えている。京都府立植物園(京都市)では13年から毎年、企画展を開催。3日間で3千~4500人が集まり「企画展としてはトップクラスの集客力」(同園)。16年から企画展を開く神戸市立森林植物園(神戸市北区)も「人気イベントで熊本や静岡から訪れる人もいる」とコケ人気を歓迎している。





引用元の記事はこちら(https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180113-00000011-kobenext-l28)


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